2025/06/11 18:27

⚪ふじのくに山のお茶100選 2024年入選
美しく高貴でありながら、健気で優しい。甘みだけではなく人生の奥深さを感じられる、とても趣深いお茶。もっと知りたいと魅了されてしまう。
うちの茶園で1番最後に摘むお茶。
繊細で柔らかい茶葉。すべて手で摘んでいます。若葉を丁寧に摘み上品に仕上げています。
奥ゆきがあり、気品あふれるお茶。美しい水色(すいしょく)と深みのある味が安心感を与えてくれます。甘みや味のバランスがいいお茶です。
ぜひ急須に残った茶葉を食べてみてください。とても美味しいんです。醤油やポン酢をかけて、おひたしとして余すことなく楽しんでいただけたら幸いです。
【さえみどり】
⚪ふじのくに山のお茶100選 2024年入選
清らかで美しい。可憐でおちゃめな姿と時折みせる艶やかさに翻弄されてしまうお茶。気になってまた会いたくなってしまう。
うちの茶園で1番最初に摘むお茶。茶葉が生き生きとして色鮮やかで美しい。とても柔らかくて摘みやすい葉です。すべて手で摘んでいます。
澄んだきれいな水色(すいしょく)と上品な味は自信をもっておすすめできます。旨みが豊かで自然な甘みが特徴です。
【ブレンド】
⚪冨茶園のお茶といったらこちら
包容力があり、一緒に過ごすと気持ちがやわらいで落ち着く。癒しとほっこりした安心感を与えてくれるお茶。
ずっとずっと、このお茶をつくってきました。うちのメインのお茶。昔からうちのお茶を飲んでいてくださる顧客さまにはこの味が安定の味。
午前中にやぶきたを摘み、午後にさやまかおりを摘む。葉っぱを蒸し器にいれる段階から混ぜて製茶しています。他の茶葉も一緒。
合組といわれるお茶は、出来上がった茶葉をブレンドすること。まさかの製茶から混ぜることはなんと言うのでしょうか。とにかく、そんな絶妙な塩梅でつくっています。
【おくひかり】
⚪とても貴重な品種
自由で無邪気なお嬢さま。自らを強く主張しすぎることはなく、調和しやすい優しくほっこりした味わい。
うちにあるおくひかりは1回製茶するぶんがギリギリ摘める量のみ。そのため数が限られます。その1回の製茶が成功するように緊張の製茶。
葉の育ち方がおてんばで、なかなか摘みにくい木。それが愛おしくて、私はこの木が大好きでならない。無邪気な葉と向き合いながら、お茶摘みをする時間が楽しいです。
控えめながら香り高く、バランスがいいお茶です。
【やぶきた】
⚪八十八夜のお茶
2025年5月1日、立春から数えて88日目の縁起の良い日にお茶を摘み製茶しました。八十八夜のお茶を飲むと長生きすると言われています。大切な方への贈りものにもお勧めです。
シンプルで端麗。謙虚なふるまいで慎ましく、奥ゆかしさや落ち着きを感じるお茶。
適応力が高く育てやすいお茶。日本で栽培されているお茶の7割がやぶきたです。静岡のお茶の9割を占めています。たくさんの茶園でつくられている茶葉。いろんな茶園のやぶきたを飲み比べしてみるのも楽しいかもしれません。
さわやかでいて深みのある香り。味のバランスがよくて飲みやすい、万人に好まれるお茶。葉も茎も柔らかくて摘みやすい。
【さやまかおり】
⚪2025年 新月のお茶
4月28日 牡牛座新月の日に摘み製茶しました。
心身の浄化、新しいことをはじめるためのお供にしていただけたら幸いです。
しなやかで優しい。困難に打ち勝つ芯の強さを兼ね備えたしっかり者。たおやかで、深い味わい。
埼玉県狭山のお茶。寒さに強い品種で、うちの土地や気候と相性がよく、育ちがいいです。
葉も少し厚めで茎が太くしっかりしています。芽が密で生えてくるため、たくさん摘むことができます。
他のお茶に比べ渋みが強いと言われますが、甘みと濃厚な香りが特徴です。